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ダイエットの基本知識が得られます |
ダイエット本は数多く出版されていますが、この本はダイエットの基本となることが、
図解を交えて解説されています。
具体的なダイエット方法までは深く言及されていませんが、正しいダイエットの知識を
持つことが、ダイエットの基本になりますので、本書は「ダイエット事始め」として
お勧めできると思います。
どうして人は太るのか、リバウンドのメカニズム、満腹を引き起こす生体メカニズムなど、
役立つ情報が分かりやすく網羅されています。
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太る・痩せる、の仕組みを知ってダイエットに大いに役立てる |
私は痩せっぽちだったのに、数年前から急激に太った。
人間ドックで医者に注意を受け、ダイエットをして、
今は体重・体脂肪率ともに標準より少し下あたり。
もう肥満になりたくない、リバウンドもしたくない、
だからダイエットは必要なくなったけれど、
ダイエットの本をたくさん読んでいる。
敵?を知るには、まず敵のことを詳しく知って攻略する。
この本の著者の蒲原聖可さんの他の著書を読んだ。
著者は肥満大国と言われるアメリカで肥満などの研究に携わり、
よって、ダイエット・肥満遺伝子・サプリメント…などの
本を多数出しておられる。
この本のタイトルどおり、内容は、人間はどうやって太り
どうやって痩せるのか、女性には特にグッとくると思う。
ダイエットしている女性(または男性)は増えているようだが
ただやみくもに食事を減らしたり、やみくもに運動したり
無茶がたたって拒食症になったり、入院したり、ケガをしたり。
最近のダイエット研究は進んでいる、まだ未解明のことも多いが
こういう図解で優しく説明している本は読んだほうがよい。
この本は左側に説明、右側はそれを図などで表している。
多少の難しい話(医学用語など?)はやはり難解だが、
データなども豊富に使ってあって良いと思う。
後半はダイエットの仕方についても書いてある。
ダイエットをしている(またはしようとしている)人には
ぜひ読んで欲しいことがなどが満載だ。
本なんか読んでいる間に運動でもしなくちゃ、と思うだろうが
ここはじっくり知識を増やしてから取り組むのも
遠回りしているようで実は近道なのではなかろうか。